2009年10月8日木曜日

足どり軽く

以前から、既存の「歌」をベース・原作にした映画は、歌ほどヒットしないなぁと思っていた。
たとえば「なごり雪」「涙そうそう」「未来予想図Ⅱ」とかとか。
映像や脚本が、歌を聴いた人のイメージの広がりに勝ててないんだろうなぁ。

あと、主題歌やサントラが有名な映画はえてしてつまらない、とか。とくに70~80年代。

主題歌だと、「ミスター・アーサー」(主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」)が代表格。
サントラだと「サタデーナイトフィーバー」「フラッシュダンス」などなど(異論あるかもだけど)。これらはサントラがオムニバスアルバム的に作られてるからしかたない。

僕の中で映画は大して好きじゃないけど通しでよく聞くサントラがあって、恥ずかしながら「フラッシュダンス」「トップガン」、そして「フットルース」。
世代を感じますなぁ。

余談だけど、「フラッシュダンス」「トップガン」「ビバリーヒルズコップ」はドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマーのプロデューサーコンビによる作品だけど、「トップガン」は露骨に「フットルース」をもらってきてるよなぁ。だって主題歌をケニー・ロギンスに歌わせて、「フットルース」でデュエット「パラダイス」を歌っていたマイク・レノのバンドLOVERBOYにバラードを歌わせる、とか。僕は「フットルース」と「トップガン」ってスタッフがかぶってるのかと思ってたぐらい。

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「フットルース」も映画自体はかなり前に一度見て「うわ、つまんねー」と思ったっきりで、再度見直すこともなかった。

このところ20~30年前の映画がブロードウェイミュージカルになってヒット、という流れがあって、「フットルース」もそのひとつらしい。

日本語版とはいえ、舞台なら楽しめそう。ちょうど11月に東京公演があるので、チケットを購入した。

今から楽しみ!

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ところで「ヘアスプレー」、「サタデー・ナイト・フィーバー」、「グリース」、「フル・モンティ」なんかも映画→ミュージカルという流れだけど、「ヘアスプレー」みたいにそれが再び映画になることもあるのも面白い。

もちろん舞台→映画にしたものも多くて、「ドリームガールズ」なんかもそうなんですね。

あと、ABBAの「マンマ・ミーア!」とかクイーンの「WE WILL ROCK YOU」、プレスリーの「ALL SHOOK UP」なんかのポピュラー系の特定アーティストの曲で構成したミュージカルも興味あり。マイケル・ジャクソンの曲で作ったミュージカルなんて確実にヒットしそうだしなぁ。

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