2009年8月27日木曜日

コロ助のカラーリングが不定。

自分の中で、「キテレツ大百科」はオチが冴えないいまひとつなマンガ、って評価だったんだけど、このたびの大全集第二回配本で読み直したら……。

キテレツ大百科 1 (藤子・F・不二雄大全集)
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あれっ、キテレツってこんなに面白かったっけ??

もちろん、キテレツ特有の工作シーンなど魅力的な部分があるのは分かっている。
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机に定規をあててる描写が芸細。
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そしてその定規を持ってるキテレツに萌え。
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コロ助にゴミからヘッドフォンを見つけさせてそれを利用するというリアリティ。


それにしてもこんなにグイグイ読ませられちゃうのか?と不思議。

キテレツって「こどもの光」という雑誌で連載されていたそうだけど、この雑誌は農協(現JA)発行の学研「学習」「科学」みたいなものなのか。ちょっと学習マンガっぽい部分があるのはそのせい。
コロコロでいう「ホビーマンガ」的な面白さがあるけど、そのホビーが「発明工作」というのがさすがは藤子先生。

同じく「こどもの光」で連載された「ドビンソン漂流記」も居候の宇宙人がいろいろ作るという設定らしいけどますます読みたくなった。

今回の全集は単行本未収録作品が掲載されているのも、面白く読めた原因かも。
僕が持ってるのはコロコロ文庫版だけど、「聞き耳ずきん」「公園の恐竜」「冥府刀」「地震の作り方(文庫時に地震に配慮して掲載見送られたらしい)は読んだことがなかったし、面白かった。

あと、文庫と比較してみたけど絵のサイズが全然違うのもポイント高い。サイズ的には2倍だもんなぁ。いわゆるハイビジョンで読んでる感覚。

ちなみにキテレツのプロトタイプのイラストが載ってるんだけど(348ページ)、コロ助の無垢な表情が笑える。

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ところで第一回配本の「パーマン1」がいまだに読み終えられない……。つくづく自分は旧パーマンが苦手だなぁ。まったく面白いと思わない。
主人公が近所とコミットしない「パーマン」「TPぼん」「モジャ公」などがことごとく苦手なんだよなぁ。あと「バケルくん」もわりと仲間と閉じちゃうので苦手。

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