そのCDは「土岐麻子/LIVE AT VILLAGE VANGUARD」。

公式サイトでは
2005年9月16日に行われたヴィレッジヴァンガード下北沢店でのインストアライヴを多くのファンの熱いリクエストに応え音源化。当日は溢れんばかりの多くのファンが足を運び、和やかな雰囲気でライヴが行われた。ライヴならではの臨場感ある土岐麻子のヴォーカル、そして最高のプレイを聴かせる大石学のピアノの音を是非ご堪能ください!
とあってヴィレッジヴァンガードだけの限定発売、値段も1260円とお手頃。
こりゃ買うでしょ、と結局探していた本は見つからなかったけどいいものを手に入れた。
土岐麻子といえば僕が読んでいるblogのいくつかで紹介されていて、解散したCymbalsのヴォーカルにして、土岐英史の娘というプロフィールは知っていたんだけど、Cymbalsもよく知らないしそういう人がジャズのスタンダードをカバーした、ってのもありがちだなぁ……とちょっとひいて見ていた。ルックスも好みではなかったし。
ごめんなさい。
このCDを聴くと、決してジャズにこだわっているわけではなさそうだし、実際彼女が今までに出しているカバーアルバム3枚だって決してジャズのスタンダードばかりではなく、わりとポピュラー系が多い。オリジナル盤も出しているし。
このCDでは大石学のエレピと彼女のボーカルだけ、というとてもシンプルなスタイルなんだけどそれが逆に彼女のボーカルにあっていると思う。エレピの演奏も気持ちよすぎ。
その他のカバーアルバムも気になったのでいろいろチェックしていたら
standards~土岐麻子ジャズを歌う~
土岐麻子

では「Tears For Fears/Everybody wants to rule the world」、
STANDARDS gift~土岐麻子ジャズを歌う~
土岐麻子

では「Swing Out Sister/Breakout」という僕にとってのキラーチューンを取り上げてるじゃないか!
というわけでさっそく前者を購入。
実は先のライブ盤と重複している曲が多いし、先のライブ盤の方がこのスタジオ盤よりいいだろうという予想は的中したけど(これは「つじあやの/COVERGIRLS」でも京都サイドの方が好みなのと同じ)、「Everybody wants to rule the world」はやっぱり素晴らしい出来。
この手のカバーアルバムでは
Summer breeze
原田知世 Patti Austin Bobby Hebb

もオススメ。原田知世とGONTITIのコラボ、なんてもっと取りあげられていいと思うんだけどなぁ。
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