2006年1月7日土曜日

別れてもスキウタ

以前紹介した「つじあやの/COVER GIRL」の元歌を聴きたくなって図書館やTSUTAYAでいろいろ借りたんだけど、「ロス・インディオス/別れても好きな人」はキョウレツだった。
聴いているとおかしな気分になるというか。幸田くみ(漢字調べるの面倒だからこのまま)よりもエロい。ムード歌謡ってこういうもんか。男性の方もいやにビブラートがかかっててなんかいかがわしさ満載。子供に聴かせたくないね、ホント(褒め言葉)。同じベスト盤に入っていた「男と女のラブゲーム」も同様。

スパイダースと吉田拓郎からの連想でかまやつひろしも借りたんだけど、吉田拓郎作の「我が良き友よ」(♪下駄をならしてやつが来る)って全然ムッシュ的世界観じゃないのにこの人の代表曲、ってのが面白い。あとあの有名な「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」。ヤバイ、やっぱりかっこいいっす。
そんなこともあって以前BOOKOFFにて100円ゲットしてた彼の自伝「ムッシュかまやつ/ムッシュ!」を読みはじめたら面白くて一気に読了。
��世ミュージシャンとしてカントリー&ウェスタンでデビューするも泣かずとばず→ビートルズ→GS→フォーク→フュージョン→アニメソングとか→シブヤ系で再評価……とかジャンルめちゃくちゃ。だって僕がかまやつひろしで思い出すのって「♪動物園はズーってんだ、さぁ行こう」ってやつだもん。
ちなみにこの本によると「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」の演奏はタワー・オブ・パワーなんだって。そりゃかっこいいわ。

あと、久々に中森明菜を聞いたらやっぱりすごいなぁ。
来生えつこ&来生たかお、芹澤廣明、大沢誉志幸、細野晴臣、林哲司、玉置浩二、高中正義、井上陽水、松岡直也、タケカワユキヒデ、鈴木キサブロー、加藤登紀子……、ってどんな豪華な作家陣なんだ!
この辺りの名曲すべてを全盛期の歌唱力で聴ける「EAST LIVE INDEX-XXIII」のLDをHDDレコーダーにダビングしながら見てたけど、凄みがあるね、この頃の明菜は。
最近のお気に入りはアレンジにも高中正義が参加している「十戒(1984)」。けっこう展開がトリッキーな気がするのはポップス畑じゃない高中作だからなのかな?

0 件のコメント:

コメントを投稿