実はこのひとつ前にやっていた同じく北原コレクションの企画展「アメリカングラフティ展」にも行ったんだけど、こちらも楽しめた。映画「アメリカン・グラフィティ」とは関係なく、バービー人形をはじめ、アメリカのミッドセンチュリーの玩具や映画ポスター、ラジオ機器などを展示、というか開陳するという内容で、ディスプレイも魅力的で決して広くないスペースながらもじっくり見させてくれた。
今回の「好きだからクルマだけ展」も「いったい人形と何の関係が?」と思うような内容だけど、なんのことはない、人形の家館長が石坂浩二でプロデューサーが北原照久、ということらしい。
それにしても北原照久は何でも持ってるなぁ!何でも持ってるから、いろんなテーマで企画展示ができるんだろうけど。
今回は、ペダルカー数台、あとはブリキとダイキャストミニカーが前者やや多め、という配分。ブリキ玩具にはあまり興味がないけど、さすがに大好きなクルマだとそうもいってられなく、ガラスにへばりついて鑑賞。
いやぁ、素晴らしいなぁ。

ダイキャストミニカーはブリキと違って、わりと目にする機会が多いので、ふつうに楽しめた感じ。トミカもあった。
ただ、あれあれ?と思ったのが、トミカ・バモスホンダのオリジナル。
写真の丸い囲み部分のアンチロールバー(?)がきちんと再現されているのにご注目。
復刻版やそれのバリエーションをいくつか持ってるんだけど、それらではこのアンチロールバーが再現されていない。
しかし、最近「トミカリミテッド」で出たバージョンではこれがちゃんと再現されている……。
たとえば専門家のサイト(ex.私設トミカ博物館 55-1バモスホンダ)なんかで比べてみてもらえば分かる。
考えることしばし……。
これってもしかすると、復刻時にこの部品があることで対象年齢が上がってしまうから、カットせざるをえなかったんではないだろうか?
リミテッドは対象年齢が14歳以上なのでOKだった、とか。
全く根拠がない推測だけど、けっこうあたってるんじゃないだろうか。
それにしても、復刻版やそのバリエーションでもこのバーは再現してほしかったなぁ。これの有無がかなり印象を変えてしまう。
Very valid, pithy, succcint, and on point. WD.
返信削除yWgXnv rxbytofjpczw
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