2006年7月15日土曜日

最近読んだ本2006初夏(1)

本の感想がやたらとたまってしまった……。
もう内容覚えてないかも(笑)。

F1ビジネス—もう一つの自動車戦争
田中 詔一
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F1の本というとドライバーかメカニックに関するものが多かったけど、このところちょっと趣向の違うものがいくつか出ていて、その中でも本書はF1をショービジネスの観点から考察。
モータースポーツファンというよりF1ファンなら楽しめる一冊。

F1影の支配者—ホンダ・トヨタは勝てるのか
檜垣 和夫
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こちらはけっこう前に出た書だけど、影の支配者=バーニー・エクレストンにスポットをあてた本。同様に面白い。

世界最速のF1タイヤ—ブリヂストン・エンジニアの闘い
浜島 裕英
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この本が出た直後に開幕したと記憶している昨シーズンは、ブリヂストンがミシュランに惨敗したもんで、ちょいハミー(著者はシューマッハにこう呼ばれてる)がかわいそうだったけど、今のF1においてタイヤがいかに重要かが分かる。
といっても来シーズンからタイヤは1メイクになるはずなんで、読むなら今のうちかも。

それにしても、今年はなんだかF1がつまんないなー。佐藤琢磨が下位チームにいるから、ってのもあるけど、どうも昨年までのような興奮がない。
深夜の生放送だったりするとさっさと寝ちゃって、次の朝に録画したのを早送りで見るぐらい醒めちゃってる。

気になる部分
岸本 佐知子
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双子弟に紹介されて、さわりだけ読んだ「ニコルソン・ベイカー/中二階」を訳した女性のエッセイ集(新書化)。
その小説はかなり変な内容だったけど、訳者もそれに劣らず変わった人だった。
正直、ときおり暴走する妄想にはややついていけなかったけども、楽しい一冊だった。彼女の紹介している本は、やっぱり趣味があわなかったけども。

この本を読んでいると、どうしてもある友人(女性)を連想してしまったため、読後彼女にこの本を送ったら喜んで読んでくれたみたいで、よかったよかった。

ディズニーランドという聖地
能登路 雅子
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読書嫌いだった子供の頃の僕が読んだ数少ない本の一冊が、ディズニーの伝記だったんだけど、今ではすっかり内容を覚えていない。
でもこの年齢になって、ディズニーという人物がなぜアニメを忘れ(?)、遊園地作りに没頭したのかが無性に知りたくなったけど、この本を読むとそれがものすごい理解できた。
ディズニーランドこそ彼が作りたかったものであり、しかもそれがちゃんとアニメーションの延長線上にあることが分かる。

エンタティンメントに携わる人は読んだらいいと思う。
思わず子供を連れてディズニーシーに遊びに行ってしまった。

けど、この本と実際に行った友人曰く、本場のディズニーワールドはとてつもないらしい。だって山手線の中と同じぐらいの敷地だって!MAD!!

駿河城御前試合
南條 範夫
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友人が貸してくれたマンガ「シグルイ」の原作(連作短編の最初の一編)。
マンガが面白かったので、原作と比べてみたかったけど、ジジイが狂ってるかどうかが一番違うかなぁ。でもマンガの方が面白いと思う。

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