郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ
岡嶋 裕史

昔から「サブネットマスク」ってなに?ってのが分からず、なんとなく悔しかったんだけど、本書を読んでちょっとだけ分かった。けどすぐに忘れてしまうので、また読み直すことになるだろう。
ハートのタイムマシン!—瀬名秀明の小説/理科倶楽部
瀬名 秀明

「パラサイト・イブ」の著者がセミナーで高校生相手に話した講義と、同テーマの対談などをまとめた本。僕はド文系からわりと理系っぽい職場に来たので瀬名氏とはどちらかというと逆なんだけど、確かに文系・理系というのはあまり意味のない分け方ではある。でも、それでもやっぱり向き不向きは絶対あるなぁと思う。
ある事柄がパッと分かる人とそうでない人。パズル系の遊びをやっていると、僕は本当にそういうことを考える能力が欠落してるなぁと思ったりするし。
楽しいぞ!ひと昔前の暮らしかた
新田 穂高

仕事のアイディアを求めて読んだ本。
僕は小学校高学年〜高校生の間、いわゆる田園地帯で育ったので、そういう所の暮らしにくさとかはウンザリしているし、「リタイアしたら田舎で悠々自適」とか全然思わないんだけども、この人は場所だけでなくいろんな作業を古い茅葺きの家に住むことで実践してみる。
正直、うーん、まねはできんなぁと思うけど、疑似体験するには面白い。
自暴自伝
村上 “ポンタ”秀一
この本が気になる人は小西康陽による解説を読むといいと思います。
オラオラ系だけどどこか上品。そんなポンタ氏の音の武勇伝と音楽に対する一家言。
演劇は道具だ
宮沢 章夫

かつてコラムニストとして大好きだった宮沢章夫だけど、今は面白い人だとは思うもののそのテキストには食傷気味で全然読んでない。
この本は演劇論とのことで、パラパラめくってもいつものパターンじゃない文が書かれていたので買ってみた。
けっこう抽象的に自分の演劇観が語られているけど、なかなか面白い。演劇というか身体と意識のふしぎというか。
あの頃ぼくらはアホでした
東野 圭吾

テレビで映画「秘密」を見た、ってぐらいしか自分との接点がない直木賞作家・東野氏だけど、この自伝はめっぽう面白い。全然作家になる気配がないまま終わるところがとくによい。怪獣に対する意見も読み応えあり。
最後の退職した理由が気になるー。
レディメイド*はせべ社長のひみつダイアリー
長谷部 千彩

図書館で借りた。
小西康陽妻にしてレディメイド社長のブログを本にまとめたもの。
着るものにこだわりがあったりしてとっつきにくい人なのか?と思いきや、マンガやネットワークゲームの話が普通に出てくるところが面白い。
いくつかここで紹介されてる本とかが気になった。
実は先日買ったBOSEのWave Music Systemもこの本の中で絶賛されていたのであった。
悠悠おもちゃライフ
森 博嗣

森博嗣って大学の先生辞めてたんですね。びっくり。けど有言実行なのか。あと、かわいがってた犬も亡くなったそうで、合掌。
いつも書いているけど、この人の小説には全然興味ないけど、エッセイやとくにこの手のホビー系の本はとても好きで、ハードカバーだったりしても買う。写真もいいし、なにせセレクトしているものがいちいちツボなのだ。かわいくてかっこいい。趣味があう(←生意気)。と思って著者プロフィールをみると僕と血液型・星座が同じで、誕生日も1日違いなのね。そういうのって関係あるのかしらん。
古本だけど↓の本も買った。けど、こちらはマニアックすぎるか。
ミニチュア庭園鉄道—欠伸軽便鉄道弁天ヶ丘線の昼下がり
森 博嗣

英語ができない私をせめないで!—I want to speak English!
小栗 左多里

僕も英語が全然できなくてすごくコンプレックスなんだけど、「英語しゃべれなくてもいいよね」と安心したくて買った(笑)。とかいいつつNintendoDS「えいご漬け」を買うという矛盾した行動は、やっぱり日本人。
ちなみにこの人はマンガ(「ダーリンは外国人」etc.)はとても面白いけど、文章はいまひとつ。マンガにあるリズムが失われている。あとマンガにおける太字のツッコミとかの面白さは文章じゃでないよなぁ。
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