このポラロイドカメラみたいな道具は、写したものを写真の中に保存できて、お湯で戻すことができる、というもの。

どんどん保存して、見たいときはビューワーで戻す、みたいなイメージに通ずるものがある。
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自炊をすることで、本の物体的な特性・データ的な特性についていろいろ気付かされるのも面白い。
本のままで持っているメリットは、
・読みやすい
・付箋などを貼りやすい
デメリットは
・場所をとる
・収納場所によっては探すまでに時間がかかる
・紙なので劣化する
・キーワードによる検索などができない
などが考えられる。
もうひとつ、これは確か内田樹氏だったと思うけど、本棚に本を並べているといつもその背中のタイトルを目にするわけで、それはとても意味があると書いていた。
このことが本の形で持っていることの一番のメリットのような気がする。
すでに読んだ本だと「この本にはこんなことが書いてあったよなぁ」と思いだしたり、「この本はまだ読んでないけど、きっとこんな内容だろう」と想像したり。
電子化した場合は、一覧性が低いということか。
しかし、それってまさに保管場所をとる、ということと表裏一体なんだよなぁ。
ネットショップと実際の店舗の違いとも共通する。
ゆえにやっぱり今のところ「すべてを電子化に!」ではなくて、時々引っ張り出したい本は本棚へ、それ以外の本は電子化、が現実的だと思った。
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