鬼子母神の境内、つまり屋外で開かれるマーケットなんだけど、出店者の参加要項に
ご自身で作ったもの以外での出展はできません。
Ex. 海外の少数民族が作ったアクセサリー → 出展不可です。
※手作りの作家さんが自ら出展・販売される事が原則となります。
手作りの作家さんの作品を扱うお店としてのご参加、または代理での販売は出来ませんので、
ご理解のほど何卒よろしくお願い致します。
2. 古物全般、不要な贈答品等は出展できません。
発見された場合には出展取り消しとなりますのでご了承ください。
とあるように、「自作縛り」が強い。
そのため、いわゆるフリーマーケットと一見似ているけど雰囲気がまるで違うのが面白かった。
まず、フリーマーケットなどにある「多少ボッてでも・・」というような商売っ気がかなり薄い。
とくにアンティークなんかだと、つけた価格に対する判断は買う人に委ねられるので値段が信用ならないが、手創り市の場合はハンドメイドゆえ決して安くないものの、儲けてやる!という雰囲気はない。
もうひとつ、素人のフリマでありがちな、「これいらんから二束三文でいいから買ってって」という出品物のクオリティの低さ、というのも皆無。
作った人が目の前にいて、その人の自信とサービスの葛藤で値段がつけられ、手作りだからこその「質」がある。必ずしも高品質、ではないんだけど、売っているものに対する丁寧さとでもいおうか。
そして、「ここでしか買えない、買いにくい」という魅力もある。
フリマを否定するわけでも手創り市を賛美するわけでもないけど、この独特の雰囲気が新鮮だった。
結果、湯呑み1000円、グラス1500円、サツマイモとほうじ茶のジャム800円を購入。
グラスは、写真では分かりにくいけど微妙なカーブがあって、見た目もよいし、持ちやすい。
サイズが小さいのにその店で一番高くて、でもこれがいいなぁと思って「これください」と言ったら、こんど量産しようと思ってる品の試作品で自信作だからうれしい、と言われた。
こういうやりとりも面白い。
次回は通常の第三日曜日ではなくてゴールデンウィーク最終日の5/8(日)に開催予定。また行くかも。
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