2009年11月3日火曜日

RICOH CX2 レビュー

春に電車の網棚に鞄を置き忘れて、PSPなどと一緒に愛用していたデジカメ SONY サイバーショット T9を紛失してしまった。

2005年12月に購入して2009年6月紛失なので3年半使ったわけだけども、以前、旅行先で買ったばっかりのデジカメをなくしたことがあるだけに相当ショックで、しばらくは予備として残してあった単焦点のSONY DSC-F77を使っていた。

半年経ちようやくそのショックから立ち直り、また子どもの運動会やら七五三やらも近くなって、そろそろちゃんとしたカメラがほしいなぁ、と思ったところに、以前から注目していたRICOHのコンパクトに新製品が。

RICOH デジタルカメラ CX2 ブラック CX2BK
B002M51C5S


たまたまAmazonに在庫がなかったので他の通販サイトで34,630円(送料込み)にて購入。

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RICOHのコンパクトはR8の頃に注目していて、その後R10→CX1と出てこのCX2。

僕がデジカメに求める最低条件は

・レンズキャップがない
・望遠あり
・手ぶれ補正

4年前にはまだ目玉機能だった手ぶれ補正なんて、いまやついてない機種がないぐらい当たり前の機能になってしまったからどれを選んでも問題はない。

RICHOではGR DIGITALシリーズとかCaplio~GXシリーズも魅力的なんだけど、値段以外にも、GRは単焦点、GXはレンズキャップあり(←オプションでなしにできるけどかっこわるい)などと上記の条件を満たしてないため却下。

RICHOのコンパクトシリーズは、上記の条件を満たしつつ、キラースペックがあって、それは

・1:1のアスペクト比で写真が撮れる

ことだった。1:1のアングルでモノをとらえる楽しさは、あとで1:1に切り取るとは別の楽しさがある。

その他の特徴として

・電子水準器がついて画像の水平状態の確認が可能

これも地味によい。

・撮影設定を2つまで保存できる

これ、意外と大事で、たとえば僕が主に使うのは子どものスナップとミニチュアのブツ撮りなんだけど、前者と後者で設定が違う。そういうと時に「ミニチュア撮影の時はこれ!」と保存できるのは大きい。

さらに

・EASYモード

もうマクロさえ設定できない、ズームしてシャッター押すだけモードがあるので、スナップはこちらでOK。

・ADJ.機能

自分がよく使う設定をキー操作に割り当てることができる。これも便利そう。

・シーンモード:ミニチュアライズ

CX2で初めて入った機能だけども、なんちゃって本城直季になれる。

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でも意外とこっちよりも

・シーンモード:ハイコントラスト白黒

が面白くて、昭和っぽい写真が撮れたり。

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もっともこの辺は写真を内部で加工してるだけなんだけども、ソフトでわざわざやるかというと面倒でやらなかったりするのでオマケとしては面白い。

その他、光学ズームが10.7倍だったり、1cmまでのマクロ、連射機能、ダイナミックレンジダブルショットなどなど絵作りに関する機能がてんこもり。

でも逆にあまりカメラのことが分かってない人だと「??」となる部分も多いと思う。今の流行であるらしい顔認識は弱いみたいなんで、キレイに人物スナップを撮りたいという人には向かないかも。

僕のようにホントは一眼レフがほしいけど、重くて持ち歩かないからなぁというタイプにはピッタリなのでは。

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いいところばかり書いたけど、使ってみて気になるところも。

・キーやボタン操作に対して、本体が持ちにくい。

コンパクトゆえ仕方ないかもしれないけど、サイズ的に右手だけでは撮りにくいので、左手をそえるけど、その場所に困る。

ちなみに

・再生だけできるモードがない(必ずレンズが出てくる)

と思ってたら、再生ボタン長押しすればできることを偶然知った。説明書読め>自分。

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