2009年4月19日日曜日

超空想サーキット

前から気になっていたCDがあって、ついにAmazonでポチッた。

ミュージックファイルシリーズ/MFコンピレーション 超空想サーキット~歌のスーパー・グランプリ~
アニメ主題歌
B0000AVT5B


70年代を中心に、レースや自動車を題材にしたアニメソングのコンピレーションCD。マッハGoGoGoからサイバーフォーミュラ、ミニ四駆ものまで入っている。

このあいだ紹介した超合金の生みの親・村上克司の本を読んでいて、そういえば自分が幼稚園児の頃(1970年代後半)はちょうどスーパーロボットとリアルロボットの過渡期で、当時から僕はメカ好きではあったけど必ずしも好きなのはロボットばかりじゃなかったなぁと思った。
たとえば、宇宙戦艦ヤマトのコスモタイガーⅡなんかのおもちゃも持っていた。その他、「スタージンガー」など松本零士ものは今では考えられないぐらい人気があった。
タイムボカンシリーズのメカも人気があった。

そして、そんな中に車系もあった。
おもちゃではないけど、このCDにも入っている「マシンハヤブサ」のハンカチを持っていたなぁ。

今考えると1974年あたりからスーパーカーブームがあって、1976年、1977年とF1が日本の富士スピードウェイで行われて、その影響でいろんなアニメができたのだろう。「マシンハヤブサ」が1976年で、「アローエンブレム グランプリの鷹」「超スーパーカー ガッタイガー」「とびだせ!マシーン飛竜」が1977年、「激走ルーベンカイザー」が1978年。
それ以降は1991年のサイバーフォーミュラまで待たねばならない。1987年以降F1が日本の鈴鹿で毎年開催になったことがとくにアニメには影響してないようなのは、やはり本物が見られたからだろうか。

さてさて、その70年代のレース系アニメに影響を与えたのは、やはりなんといっても6輪タイヤのティレルだろう。
それらのアニメはたいした人気は得られずたいてい打ち切りになっているが、唯一「グランプリの鷹」だけは放送が延長されて、全44話作られたという。それでも1年放送できなかったというから、レースとアニメの相性は決してよくなかったのかもしれない。

それにしても、「グランプリの鷹」のフォーミュラマシン「トドロキスペシャル」がすさまじい。



なんと8輪タイヤ!
この「仮想グランプリ系はタイヤが多い」というのはサイバーフォーミュラにも受け継がれていくから、6輪ティレルの置き土産がいかにでかかったか分かるというもの。

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