セブンスドラゴン 特典 特製冊子「ドラゴンクロニクル」+CD「リミテッドサウンドトラック fragment」付き
「世界樹の迷宮」のあまりの面白さとディレクター新納一哉氏のヘッドバンキングでうなづきたくなる語りに半ば信者化して、彼が手がけたというだけでアクション系が苦手なのに「超執刀カドゥケウス」をクリアするという熱の入れよう。
だから、最新作「セブンスドラゴン」には期待するところが大きかったんだけど、実は雑誌やwebで情報を見ていた限り、そんなに心ひかれたわけではなかった。
そもそもこの手のオーソドックスなRPGがあまり好きじゃない。ドラクエすら決して好物ではない。またキャラ絵やゲーム画面などグラフィック面は全然好みではなかった。
でも実際にゲームを始めたらそんな先入観によるマイナス部分も払拭するような面白さがあるだろう、と初めてみるが……。
��システム面での不満)
・セーブポイントが少ない。それはいいとして中断セーブもない。どうやら街にワープで戻るシステムもなさそう。
・そのくせ全滅しやすい。フラグ立てて全滅→またフラグの立て直し。これが非常にイヤ。
ドラクエは全滅した場合はフラグそのまま・お金半分、FFはセーブポイントからやり直しだけどセーブポイントが多い(確かフィールドは基本的にセーブできたような)のと全滅しにくい作り。
「世界樹」は全滅しても描いたマップは残り、そもそもイベントフラグという概念も希薄。
・ジョブ、スキルツリーやスキルのテイストがまんま「世界樹」
・リングコマンドの使いにくさ
・クエストを受けたり報告したりする際のくどさ。これだけは絶対におかしいといえる。
��演出面での不満)
・街の演出が面白くない(けど個人的には特にマイナスではない)。
・「自分」が誰なのかは特にシステム上固定されない。それはいいとして、それなのに自パーティのグラフィックが見えてしまっているから、逆に自分とキャラとの乖離を感じる。
・戦闘シーンで、自キャラのグラフィックがこちら側を向いているのに激しく違和感。
・死んだキャラがフィールド上を一緒に歩いている違和感。
・ここが面白い、という点が初期プレイではみえなかった。
以上、2時間ほどプレイしての感想。正直、これ以上続けるモチベーションがない。「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」が延期になったのもあって、じっくり遊べると思ったんだけど。
決して駄作というわけではないけど、これもテイさんの新作同様、自分が求めていたモノとは違った、ということ。
ちなみに初回特典の「オタクとデザイン」による小冊子付きCDはきれいな本ではあったけどピンと来なかった……。中身のテキストも読む気しなかったなぁ。あさのまさひこ本みたいなのを期待してたのかも。
前作がよかったから期待していたゲーム、といえば4歳の娘がどっぷりとハマっている「街においでよ どうぶつの森」も前作からあまりに変わってない上にインターフェイスが悪くなった部分もあって、イマイチだった。
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