2009年7月20日月曜日

まつやまたかしさんと素敵なおうち

Tシャツのアイロンプリント用に、車のイラストをネットで探していたら、「まつやまたかし」という名に出会った。

この人、「Dr.スランプ」単行本の鳥山明のコラムまんがなんかで、アシスタントとして出てくる人物。

今は何をしているんだろう、と思ったら、イラストレーターとして活躍中(公式ページ)。
しかも趣味性が高い。「所さんの世田谷ベース」のイラストを描いてる、というのが象徴的。

鳥山明自身も趣味性が高い人だけど、まつやま氏はそっちまっしぐらな感じで、しかも面白い。
鳥山明もほんとはこういう仕事がしたいのでは?と思ってしまうけど、もしそうならきっとそれは水木しげるがつげ義春に憧れる心理と似てる気がする(たとえが難しすぎ!)

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さてさて、実は僕自身、現在戸建ての家を建築計画中で(すでに土地は購入済)、毎週工務店で打ち合わせをしてるんだけど、そういうこともあって家関連の書籍も読書範囲に入ってきている。
ちなみに今まで全く見たことがなかった「ビフォーアフター」を再放送含めて熱心に見ているのはこの影響。あまり参考にはならないけど、見ていて面白い。

このまつやまたかしさんは、自分でアメリカ風の家を建てたそうで、それを本にまとめている。
残念ながら絶版だったので、こういう時の「Amazonマーケットプレイス」(これのおかげで古本屋に行かなくなったよ)で注文。

自分で建てたあこがれのアメリカンハウス―シロウトでもできる2×4工法の家
まつやま たかし
4381103475


いやぁ、面白い!

この手のメイキングものが大好きというのもあるけど、建ててる家もセンスがよく、アラレちゃんの頃の鳥山風イラストもステキで、ぐいぐい読める。

とにかくディティールのこだわりがすごく、インテリアや造作など映画を参考にしていたりするけど「え、そんなところあったっけ?」というような細かいところまでよく見ている。トムとジェリーの「穴」をわざわざ作るところなんかは心底感心した。
ホビー感覚で家を捉え、しかも実際にその感覚で建ててしまうんだからホントにすごい。

こだわりがないと、なかなかこうはいなかいんだよなぁ!

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