2010年3月14日日曜日

evernoteを使ってみた

この一年、とくに仕事で痛感したのは、何に関しても

・正確な情報を
・可能な限り集めて
・それらを自分にも他人にも一望できるように整理しておく

ことがものすごい重要、という当たり前のことだ。

「正確な」というのは、
「人がこう言っていた」ということが確認されないまま事実と扱われて、それが問題として扱われ、調べてみるとそもそもの情報が間違っているので問題ですらなかった、みたいなことが意外と多くあるのだ。この一年、何度も痛い目にあった。
だから発言元をたどって真意を確かめたり、確認する労力を惜しまないようにしたい。
けど、面倒なんだよねぇこれ。

「可能な限り」というのは、
断片的な情報を集めて集約するだけで問題解決、ということも結構あるからだ。

そして「一望できるように整理しておく」とのは
他人への説明も楽だし、問題とその解決の記録にもなることが多い。
また整理している途中で問題が解決することも多い。

……っていうか、こうまとめてみるといかに自分の仕事において「多くの情報」と「解決すべき問題」で苦労しているかが分かる(苦笑)。
けれど、これって案外多くの仕事で同じじゃないだろうか。

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仕事ではwikipediaなどでおなじみのwikiをベースに情報管理をしてるんだけど、以前はwikiへ直接情報を書きこんでいた。
だけど企画書や仕様書などはテキストファイルやエクセルファイルベースであるため

・wikiはブラウザ上で書き込む必要があったり、独自の編集記号などがある
・印刷に弱い

といった点があり、だんだんと更新をめんどくさがり放置しがちになっていた。

これではいかん、とそもそもの考え方を変えて、wikiを「いろんなところにちらばる情報のリンク集」として使うことにしたら、上記の問題はかなりスッキリした。

リンク先の情報はフレッシュなので、常に最新情報が把握できるという仕組みだ。

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これがプライベートでもできないかなぁと思っていたら友人や雑誌から「evernote」を紹介され、目下試用中。

プライベートはデスクトップPC一台きりなので(←これもまたオールインワンで情報を集約するためでもある)、これまでは

・テキストファイルをフォルダで管理
・画像ファイルをフォルダで管理
・ブラウザのお気に入りを利用

などとかなりアナログな手法で情報管理してたけど、それらを同一リソースとして扱うことができたら確かに面白いだろうなぁ。

ただ、ちょっと気になってるのが、「evernote」が作るのはオリジナルのリソースへのリンク集ではなく、クリップ集、つまりコピーの集まり、という点。

最初にevernoteの話を聞いたときに、漠然と「ローカル/ネット問わずすべてのリソースにアドレスを振って、それらにリンクをする」ものだと思っていたから、ちょっとイメージと違っていた。
でも僕のイメージだと同期でおかしくなるな。

情報を一元管理するという発想は同じで、たとえばblogを書く際のリファレンスを集めてそれに関連したちょっとしたメモを残して、それらを参照しながら書く、ってのに適しているんだろうか。

3 件のコメント:

  1. クリップ集、そのとおりだと思いました。いろいろ使いではあるんだけど、基本は何かを作り出すためのメモ集みたいな性格なのではないかと。

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  2. With all these silly wsebiets, such a great page keeps my internet hope alive.

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