2009年9月15日火曜日

「マンガくん」て……。

藤子・F・不二雄全集第二回配本「エスパー魔美」、そんなに好きじゃないけど面白かった。

魔美って、「ドラえもん」世代の自分からするとかなりお姉さんな感じだったけど、それが今でもその視点で読んでしまうのが面白い。

ところで「エスパー魔美」の初出として記録されている雑誌「マンガくん」って何?
エスパー魔美ってビッグコミックでやってたんじゃないの?と思ってwikipediaで調べたら

「マンガくん」→「少年ビッグコミック」→「ヤングサンデー」

なんだ!? 知らなかった。

wikipediaによると「マンガくん」は1976年創刊で学年誌と『週刊少年サンデー』の間の層向けだったらしい。
1979年に「少年ビッグコミック」に改名。

この「少年ビッグコミック」が普通の「ビッグコミック」と別雑誌だということを初めて知った!!かなり驚いた。今まで、「エスパー魔美とゴルゴ13って同じ雑誌だったのか。変なの」と思ってたけど、違う雑誌だったのね。他の連載は「みゆき」「初恋スキャンダル」「エリア88」「球道くん」(!)で、なるほどあの書店でちょっと高い棚にあったテカテカした背表紙のやつがそれだったのね。

でもそれがヤンサンになって今はなくなった、と。
きっと当初から読者層がフワフワしてたんじゃないのかなぁ。

それにしても「マンガくん」ってタイトルは……。それこそ藤子・F・不二雄の劇中に出てくる、あえて投げやりなマンガ雑誌のようなネーミング。


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