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2010年12月26日日曜日

「日めくりタイムトラベル」の残りは昭和63年のみ?

3時間というボリュームから見る前はめんどくさいなぁ、と思いつつ、ツボに入るときはやたらと面白いNHK-BS「日めくりタイムトラベル」。

昭和30年から一年ごとをテーマにして番組を作っているけど、バックナンバーを見ると残りは昭和63年のみ。これは2011年3月26日に放送予定なんだけど、これでこの番組は終わりなんだろうか。



2010年8月15日日曜日

劇場版はマントの色もオシャレ。

NHK-BS2の「999」特番最終日は、みずからテレビ版しばりをかけてるにもかかわらず劇場版「銀河鉄道999」を放送。
これだけは例外扱い、ってのはやはりテレビ放映時の公開であることと、これを抜きにしてアニメ版999は語れないからだろうなぁ。

劇場版はその興業的性質から対象年齢があがっているんだけど、主人公の年齢設定・容姿をあげることでそれに対応、というのが大胆。
また時間的制約もあって、原作をうまくズラしている(トレーダー分岐点=ヘビーメルダーだったり、クレアの死に方は一緒だけど場所が違うとか)けど、今回見直して一番の違いは劇場版の鉄郎が999に乗る理由は「母親のかたきである機械伯爵への復讐」であって「機械人間になること」ではない点。これ、見逃しがちだけど重要な点。

音楽もゴダイゴを起用したりと、「銀河鉄道999」というより「THE GALAXY EXPRESS 999」という感じに仕上がっている。

それにしてもここにでてくるハーロックが一番みんなが思うキャプテン・ハーロックだよね。
なんでハーロックが主人公の作品はいまいちか、ってのは、ハーロックは憧れられてこそ光るからなんだろう。「まんが道」における手塚治虫みたいなもん。
その点、とくに劇場版では憧れられまくりなのでピカピカ状態。セリフ数も少ないのにセリフ一つ一つが珠玉過ぎ。

「銀河鉄道999」って鉄郎の母親のエピソードはいやというほど出てくるんだけど、父親は小さい頃に死んでるのでまるで出てこない(「さよなら~」は僕の中ではナシなので除外)。
しかし松本零士本人が同じだったかというと全然違っていて、彼は父親のことを尊敬しまくってる。
これが、たとえば鉄郎→ハーロックへのあこがれやアンタレスで描かれてるんだろう。

また劇場版はエメラルダスの乙女っぷりも見所。追っかけのタイミング悪すぎ。

ちなみに、この劇場版第一作が放映されていた前後の年、って日本のアニメーションのピークのひとつだね。
「ヤマト」がヒットをうけて「劇場版999」(東映動画が虫プロ出のりんたろうを迎えたのも面白い)、負けじと元東映動画組の宮崎駿が「カリオストロの城」を作り、虫プロ系の富野由悠季がタツノコ出の大河原邦男をつかまえて「ガンダム」を作る……。
スタッフが入り乱れて、それまでの日本のアニメーションの総ざらいがこの数年で行われているんだなぁ。

そりゃ、ブームにもなるわ。

2010年8月12日木曜日

999にはどうしても乗ってしまう

NHK-BS2で放送の「全駅停車!銀河鉄道999ぜんぶみせます」。
999と聞くとどうしても気になってしまうのは三つ子の魂なんとやら、というやつか……。
それにしてもBS2、余命一年を切ったせいか、やりたい放題な気がする。いいけど。
銀河鉄道999 [Blu-ray]
松本零士
B0027ZCKAE

↑こちらは最終日放映の劇場版第一作。名作。

今回はメインがテレビ版の傑作選をメインに据えているのも自分にとってポイントが高い。

僕にとっての「銀河鉄道999」は、出来の良し悪しはともかくとしてこのテレビ版が主軸になる。子供の頃、なぜか風呂上がりの記憶とともに、このアニメはある。

今回の特集番組では裏話なども挿入されるんだけど、テレビ版の西沢プロデューサーがアニメ化するにあたって力を入れたところが2点あったという。
ひとつはストリングスやスキャットを多用した流麗な音楽の導入。
確かに手っとり早く「あの世界」にひたるには、青木望の担当したサントラを聴くのが一番だと、常々僕も思っていたのでこれはとてもよく分かる。
GALAXY EXPRESS 999 ETERNAL EDITION File NO.5&6 テレビアニメーション 銀河鉄道999
TVサントラ ささきいさお 杉並児童合唱団
B00005LCJH

そしてもうひとつは、高木均(ex.トトロの声!)による詩のようなナレーション。
新しい星に行く→見知らぬ人と出会い、事件が起こる→別れる→鉄郎の感想→メーテルの意味深な態度→それを総括するナレーション→エンディング「青い地球」→悲愴感ただようBGMにのせて車掌声での次回予告「~に停まります」、という黄金フォーマットは、いやがおうにも詩情あふれるものとなる。子供の頃、999を見ると不思議な気分になったけど、やっぱり意図したものだったんだなぁ。

そしてメーテルは、母でもなく姉でもなく恋人でもないポジションにいて、絶妙。これだけ色気のないヒロインも珍しいが、色気があると演出的に失敗だからこれは正しい。
ちなみに劇場版第一作の後半で立場的な事情から急に「乙女」になるのは、とても違和感がある。

「999」はやたらと印象に残っているエピソードとそうでないものとがあるけど、今回のセレクトには印象に残っているエピソード(たとえば「蛍の街」「枯葉の墓標」「大四畳半惑星の幻想」)や、友人が「こんな話があったよね」と言っていたエピソード(たとえば「C62の反乱」「これからの星」)も選ばれていて、楽しい。

今回見直して新鮮だったのは、貧困がテーマになっていることが多いことだ。
現在フィクションで貧困を描く、というのは少ないし、ギャグや単なる苦労話のオカズになることが多いけど、999では身近なものとして描かれていて、これは僕らの世代にはちょっと作るのは無理だなぁ、と思う。

細かいところでは、OP映像がマイナーチェンジするのも見所。「人は誰でも幸せ探す」のあたり、トレーダー分岐点に向けて出現車両が増えて(666とか888とか)、後半は宇宙に浮かぶ駅から各車両が出入りするというバージョンになっている。僕が一番覚えているのはこれだ。
アイキャッチも数種類あって懐かしい。

2010年8月5日木曜日

ホットな「鉄板」が一枚あればよい。

「トイ・ストーリー」シリーズは、アンディというキャラがあまり好きじゃなく、そんなに熱心なファンではなかった。
なのに、なぜか「3」はシリーズ完結、3D初体験(ちょい違うか)ということも手伝って興味があり、思わず初日初回で観てしまった。
THE ART OF トイ・ストーリー3
チャールズ ソロモン スタジオジブリ
4198629943

これが予想通りというか、すばらしい内容で、とにかくラストがいい。見に行く前にいろいろと予想してみたけど、これは思いつかなかった。けど観た後には「これしかないよなぁ」と思わせるような、鉄板なラスト。

偶然、雑誌で監督のインタビューを読んだら「今回はラストが決まった後はいつもの通りやればよかったから比較的楽だった」てなことを言ってて、なるほどなぁと思った。

そうなんだ、ブレないアイディアがひとつ、たったひとつあればいいんだ。
それさえあればあとはついてくるはず。

これがなかなか分からないんだよなぁ。

と自分のダメな仕事っぷりを猛省しつつ、もう一つ、上半期に熱中した深夜アニメ「四畳半神話大系」のラストも秀逸で、これ(アイディア)があればあとは面白くなるなる、と確信できるような類の作品だった。
四畳半神話大系 第1巻(初回限定生産版)[Blu-ray]
B003LW9SFM

どれぐらい違うのだろう、と原作の小説を読んでみたら、ラストのアイディアは原作のもので、アニメ版はよりそれが際だつような構成を全体通してとられている。
四畳半神話大系 (角川文庫)
森見 登美彦
404387801X

やっぱり大切だなぁ……。


2010年7月26日月曜日

「インセプション」

CMで謳われているような、他人の夢に入りアイディアを盗む、というモチーフは実はどうでもよい。

ドラえもんでいうと「うつつまくら」とお風呂を太平洋にクラスまで広がるように感じさせる「シネラマン」を空間→時間にしたようなギミック。
dura5_utsutsu.jpg
dora5_cineraman.jpg
というかまさにこの2つだ!どちらもてんとう虫5巻に収録されているのも偶然だけど面白い。

う~ん、でもクリストファー・ノーランとは相性悪いみたい。早朝にみたせいもあってか途中何度かウトウトした。

あと、なぜか映画「ストレンジ・デイズ」(一応制作はジェームズ・キャメロン)を思いだした。この映画、興味を持って劇場で見てしまったんだよぁ。内容は拍子抜けしたけど。

2010年3月18日木曜日

BTTFのドライブ感

先日、タワーレコードで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のサウンドトラックを購入。

20100317224845

これまで出ていたものは、劇中で少し流れただけの曲などを集めたタイプのものだったけど、こちらはヒューイ・ルイスの曲などすら入っていないアラン・シルベストリのスコア盤。ちょっと値段が高すぎるが。

それにしても、時々無性に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見返したくなるときがある。

むろん、神がかった脚本のせいでもあるんだけど、それも含めてこの映画のドライブ感に身をゆだねたいからだと思う。

ドライブ感。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、マイケル・J・フォックス扮する主人公マーティがいつもスケートボードに乗っていたり、ロックが通底音として流れていたりする。
スケートボードは意外に最後までガジェットとして活躍するもんなぁ。

50年代の「魅惑の深海パーティ」にて、マーティはギターを持ってギンギン弾きまくるわけだし、現代に戻ってくると当時人気だったトヨタのハイラックスに憧れる。

映画の構造としても、スピードがない時代~それは50年代のアメリカだったり開拓時代だったり停滞した未来の世界だったり、てな意味と、実際に高速移動ができない時代というダブルミーニング~において、デロリアンというこれまた過剰なスタイルをした車の速度をいかに一定速度まで上げるか、というのがキーになっている。

それゆえ、この映画にはマイケルのあの軽やかな身体がどうしても必要だったわけで、ゼメキス(スピルバーグ?)がエリック・ストルツを降板させて無理してでも彼を呼んだのは必然なのだなぁ。

2010年1月30日土曜日

立体違い

なんか世間でアバター、アバター言ってて、でもジェームズ・キャメロン(=青い映画の人)って、ターミネーター1・2、エイリアン2、タイタニックなどなどことごとく琴線に触れなくて相性悪いんだよなぁ……、でもトレイラーぐらい見てみるか。

おお、え?これCGなの普通の役者使えばいいじゃんこれ俳優のユニオンとかからクレームつくんじゃないの大丈夫?でもそんな話聞かないなぁイヤでもこれは問題でしょ……いやいやこれどう見ても実写映像だよなぁ?

……あれ?CGをふんだんに使ってはいるもののフルCG映画じゃない!?メガネをかけて見る3D映画だけど、この役者も本人なのね?

すごい勘違いしてた。

内容もなぜか「マトリックス」みたいなのを想像してたけど、よく言われてるように「ダンス・ウィズ・ウルブズ」みたいなやつなのね。

でも相変わらず琴線に触れず……。