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2007年1月9日火曜日

2006ベストムービー

ホントに劇場に行かなくなってるんで、ベストを選ぶのもどうかと思うんだけど、やっぱり

時をかける少女」(アニメ版)

かな。
あと、スカパーで「まんが道」「まんが道青春編」が放送されて、DVDになったのもうれしい。今見ても十分面白かった。

DVDといえば、タカアンドトシのDVDが出たことも書いておこう。
……あれ、意外にDVDも買ってないな?

そうそう、子供が生まれて起きる時間が変わったので、NHK朝ドラを初めて通しで見られるようになった。「芋たこなんきん」、なかなか面白い。


2006年12月6日水曜日

意外と「立つな、ジョー!」というセリフが多い

su1さんがblogでちらりと書いていたのをきっかけとして、唐突に「あしたのジョー」にはまってしまった。

僕は格闘技ではボクシングと相撲が好きなんだけど、その点では題材として申し分ない。
とはいえ、実は原作は読んだことないしテレビシリーズも見たことなくて、10年ぐらい前に劇場版2作品を見て「おもしれぇなぁ!」と思ったぐらいだったんだけど、今回はきちんと原作を読んでみた。

……やっぱり面白いなぁ!!

なんだか最近のマンガを読んでてもあまり思うことがない、「マンガとしてのうまさ」をすごい感じた。
構図のうまさとか、妙に多いモブシーンのうまさとか。ちばてつや、やっぱりすごい(←遅い)。

文庫本で読んだんだけど、その7巻での、小池一夫の解説(p395)や

「私は特に構成構図において、ちばてつやは最高の漫画家だと思っている。切り返しを使わず常に読者の眼でコマを左に流していく。コマの中に全身を入れてもなお、表情を豊かに見せ空間まで出してしまう。この構成力の妙、画力の冴えにはいつも舌を巻く。」


12巻でのさいとう・たかをの解説(p379)は

「ちば漫画の魅力。それを一言で表現するのは困難だが、あえて言うなら<<ちば節>>とも言うべき、あの独特の間合い、ということになろうか」


どちらもなるほど、だ。
その演出テンポの個性において、ちばてつやは「天才」なのだ。

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マンガを読んだ後にやっぱりアニメ版と比べてみたくなって、レンタルにあった「劇場版1」のDVDを見た。
さすがに1970年とかの作品なので絵は荒い。
だけど、力石との勝負が決まるシークエンスは漫画だと思ったよりあっさりしていたのに驚いたのに対して、アニメ版のジョーが放ったパンチが空を切り2人の汗がニョーと延びる……という「懐かしのアニメ」系番組があったらほぼ選ばれると言っていい一連の描写は素晴らしかった。思わず何回か見直してしまった。

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偶然なんだけどMXテレビにて「あしたのジョー2」のテレビシリーズが放送中なので、こちらも見ている。1と比べて断然絵がキレイでよい。
見ているとどうしても「キャッツアイ」を思い出すのでなんでだろと思ったら、キャラクターデザインがどちらも杉野昭夫。制作が同じ東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)で、音楽も同じ人じゃないかな(というか、「新ルパン三世」含めて社内でBGM使いまわしてるような?)。

だけど、オープニングは曲はいいのに映像がめちゃくちゃかっこわるくてガッカリ。現在、力石戦のトラウマで苦しむあたりで、例の「光るゲロ」を初めて見た。

これを見ていて、そういや子供の頃(1973年生まれ)、主に自分たちのお兄さん世代で「あしたのジョー」が流行ったことがあったなぁと思いだした。
テレビシリーズ「あしたのジョー2」は、1970年に放送された最初のテレビシリーズの再編集劇場版を1980年に公開し、その後を受ける形で始まったそうな。ゆえに原作に追いついて終了した最初のテレビシリーズはカーロス・リベラ戦で終わっていたのだけど、劇場版では力石戦を最後に持ってきて、「2」はその後からリメイクする形になっているそう。
そのテレビシリーズが終わる頃に、劇場版として「あしたのジョー2」が公開されたんだろう。

ちなみにこの1980年前後における東京ムービー新社はリメイクに熱心だったようで、「あしたのジョー2」の前番組は「ルパン三世 (TV第2シリーズ)」、後継番組は「新ど根性ガエル」、その他にも「鉄腕アトム」「太陽の使者 鉄人28号」「新巨人の星」などなど、今となってはなるほど、という感じのラインナップだ(ほとんどリアルタイムで目にしていた)。

2006年12月1日金曜日

「11まである!」

ずいぶん前に人から薦められたまま、ずっとほったからしにしてあったこれをようやく見た。

スパイナル・タップ
クリストファー・ゲスト ロブ・ライナー マイケル・マッキーン
B000G7PSEU


いやぁ、噂に聞いてたけど笑えた、これは!
知らない人に説明すると、「偽ドキュメンタリー手法で、架空のハードロックバンドの典型的な姿を描く」というヒネくれた作品なんだけど、たとえばメインボーカルとギターが女性関係で決裂&絆復活、ドラマーが次々と変死する、とか。
でもそういう具体的な部分よりも、いかにもインタビューに答えたりといったディティールの勝利。コージー富田の芸とかに近い。パロディにするネタに対して愛があるんだよなぁ。愛がないとこんなディティールは生まれまい。
今なら、ヒップホップをネタにこういうのをやると笑えるんだろうなぁ。

薦めてくれた人がお気に入りの「ストーンヘンジ」のエピソードも笑えたけど、もっとも爆笑したのが
「目盛りが11まであるアンプ」!
目盛りが11まであっても音量がデカいってことじゃないじゃん、分割の度合いの話であって(笑)!

しかも「wikipedia-スパイナル・タップ」で調べると、

作中でナイジェルが考案した「ボリュームの目盛りが11まであるアンプ」は音楽業界やファンの間では伝説となっており、数多くの有名ミュージシャンが特別にその様なアンプをオーダーメイドしたという逸話が残っている。又、このアンプの説明をするナイジェルの台詞"Up to eleven"は「最大音量」という意味を持つ慣用句として使われるまで英語文化の中で浸透しており、『The Shorter Oxford English Dictionary』にも掲載されているほどである。


ホントか?と思って会社のアメリカ人に聞いてみたところ、知ってるとの解答。もっとも、その人はガンガンロックドラム叩く人だから、ってのはあるかもしれないけど、わりと有名な言葉らしい。
すごい!

ところで、これを見るきっかけになったは、どうも今の若い子には人気があるらしいこのマンガが、僕にとってはかなり不完全燃焼だったからというのもある。

デトロイト・メタル・シティ 1 (1)
若杉 公徳
4592143515


う~ん、どうもこの作者って、メタルもネオアコも好きじゃないんじゃない?
だからどちらへの目線にもいい意味でも悪い意味でも思い入れが感じられなくて、僕はそこが今ひとつだと思った。

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さてこの流れと、最近買ったみうらじゅんの本で絶賛していたのをきっかけに、これをようやく見た。

ウェインズ・ワールド
マイク・マイヤーズ ペネロープ・スフィーリス ダナ・カーヴィ
B000EULVDG


うっ、「オースティン・パワーズ」はサントラ他周辺アイテムにつられ劇場で見てつまんねーと思ったけど、同じマイク・マイヤーズのこれもちょっとつらい……。根本的にこの人のギャグは僕は笑えないみたい。
ちなみに、ずっとメガネの方がマイク・マイヤーズだと思ってたら、逆でした。そのメガネのガース役のダナ・カーヴィはスパイナル・タップにも出てたみたいけど、どの役か分からなかった。

最後に、まだDVDになってはないけど、こちらの、ヘビメタファンの、ヘビメタファンによる、ファンのためのドキュメンタリーも気になるところ。

メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー
サム・ダン スコット・マクフェイデン ジェシカ・ジョイ・ワイズ
B000JVSVHY



2006年11月13日月曜日

箱絵もよかったのよ。

ガンダム関係ってほとんど反応しない昨今だけど、これらが復刻されたと聞いて思わず即買いしてしまった。

機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション 1 ザク編 復刻版
講談社
4063721752


機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション 2 ジオン軍MS 復刻版
講談社
4063721760


機動戦士ガンダムモビルスーツバリエーション 3 連邦軍編 復刻版
講談社
4063721779


いわゆる「ファーストガンダム」終了後のプラモデル展開に頭を悩ましたバンダイが考え出した、プラモデルを売るためのガンダムシリーズ。つまり、ガンダムがモビルスーツ+プラモデル>アニメ作品となった瞬間の記録なのです。
ちなみに僕は民放が少なかった地方育ちのため、テレビアニメっていうのは放送されなくて当たり前、だけどプラモデルは手に入るから、別にアニメを見ていようといまいとあまり関係なかった(そもそも、あんまりロボットもののアニメを面白いと思って見てなかった気もするが)。

さて、この本では当時発表されたMSVシリーズの大河原邦夫御大によるイラストと小田雅弘らによる(今となっては公式かどうかすら怪しい)設定・ストーリーが網羅されていて、リアルタイムで衝撃を受けた僕にはたまらん内容。

wikipedia-モビルスーツバリエーション」で調べてみると(この項、めちゃくちゃ読み応えある)、この展開って講談社の編集者が考えたそうで、

「モビルスーツバリエーション(プラモデル販売は1982~1984)」の原点は、「怪獣倶楽部」所属のフリーライターで当時「テレビマガジン」編集長であった安井尚志(安井ひさし、やすい尚志)が、『講談社ポケット百科シリーズ15 機動戦士ガンダム』、『テレビ版 機動戦士ガンダム ストーリーブック』、『劇場版 機動戦士ガンダム アニメグラフブック』といった3つの書籍の執筆を氷川竜介に依頼したことに始まる。安井は設定が無ければ新たに作るという思想の持ち主で、ウルトラ超伝説(アンドロメロス)など、ウルトラシリーズの拡張作品のプロデュースを行い、設定を多く作り上げたことで知られている。


なんてこった!おそらく「アンドロメロス」はウルトラシリーズでは限りなく黒に近いグレーな歴史であるだろうが、僕にとってはこれまた衝撃だったのだ。それを同じ人が担当してたなんて!うーん、この人の手のひらの上で遊んでいたようなものか……。というか、この手のサイドストーリーが好きなだけなのかも(笑)。

モビルスーツバリエーションはスタジオぬえなどもたずさわっていた名著「GUNDAM CENTURY」が元になった、というのはwikipeiaを読んで初めて知った。MSV本編にスタジオぬえが関わってないのは、同時代に全面的に「超時空要塞マクロス(1982)」にたずさわっていたからだろうか。まぁ、ガンダムは大河原邦夫のものだから、仕事的な広がりという意味で限界を感じたのかもしれないけども(どうせなら、自分たちにとっての「ガンダム」を作ってやれ、と。そしてそれは成功だった)。


それにしても、ガンダムのミリタリー的なリアリティってどこまで意図されていたものなんだろう。たとえば、グフ(MS-07)とドム(MS-09)のナンバリングって1つとんでるんだけど、これって当初からこの間に1つボツになったナンバーの試作機がある、という意図でこうしてたんだろうか??だとすると、ホントに画期的な発想だったと思う。
その「ガンダム」から始まったミリタリーロボットの系譜だけど、MSVの後にテレビシリーズとして登場するのは、実は傍系(監督が高橋良輔で、プラモデルがバンダイではなくタカラ発売だった)の「太陽の牙ダグラム(1981~1983)」で、たぶん作品自体はそんなに評価されてないんだろうけど、プラモデルが異様に売れたため、なんと異例なことに一年半も放送してたそうな。今では名作と言われる「ガンダム」や「伝説巨神イデオン(1980)」が打ち切りだったのとは対照的。子供の頃は先述のように地元で放送されてなかったので放送期間が長かったことなど気づかなかったけど、プラモデルはいろいろ買ってもらった。ちょうどガンプラブームの余熱がまだあった頃だったのだ。
ちなみにダグラムは、『「兵器メーカー」の概念が明確に導入された』(「wikipedia-コンバットアーマー」)初めてのアニメ作品だそうな。
さて、「おもちゃを売る」という本来の目的においては失敗作だったテレビシリーズ「ガンダム」だったけど、その富野監督が手がけた「戦闘メカ ザブングル(1982)」は、ダグラムがウケていたため、当初の企画よりリアリティを出す方針となったそうな。
「ザブングル」は初の主役メカ交代で、これは子供心に驚いた。また、最初の主人公の機体「ザブングル」も2体あって、あんまり主人公機っぽくなかったのも印象的。
これと同時代の「ダグラム」の後継番組「装甲騎兵ボトムズ(1983)」では、そもそも主人公機が存在しなくなる。乗り捨て。すげー。もちろん兵器メーカーの概念も「ダグラム」から踏襲され、ロボットに大きさによる階級がつく(異なる星の人間は体の大きさが違うため、乗り込むロボットも少し大きいという理屈)。これは、「wikipedia-装甲騎兵ボトムズ」を見ると「ボトムズ」の最初の企画はロボット同士が格闘する「バトリング」主体だった、ということなので、ボクシング的なイメージだったのかもしれない。
ボトムズのロボットは子供の頃の僕にとってはずんぐりむっくりでとてもかっこいいと思えなかった。あと、主人公がメインで乗るロボが「ボトムズ」じゃなくて「スコープドッグ」というのも混乱した。プラモデルがバンダイじゃなくてタカラだったのもいまいちな感じだったし。
もっとも今思い返すと「コミックボンボン」連載の「プラモ狂四郎」に登場したかどうかも大きく関係してる気もする。ボトムズはほとんど出てこなかったし。
少しさかのぼるけど、先述の「マクロス(1982)」で初めてリアル路線のロボットが飛行形体に変形する。それがウケたため、この後の主人公ロボの多くは変形することを余儀なくされる。
ところが、富野監督ってのはやはり変わっているというか天才肌なんだろうか、「ザブングル」の後継番組「聖戦士ダンバイン(1983)」ではミリタリー色が薄い生態系のロボになる。
それでもマクロスの影響は免れえず、後半の主人公機として可変ロボが登場する。「wikipedia-ビルバイン」によると、
玩具展開を最重点とするスポンサーの意向を反映した最終デザイン及び変形ギミックは、それまで宮武一貴、出渕裕が構築してきたオーラマシンのデザインとは明らかに異なる、玩具然としたテイストであり、カラーリングも正義のヒーローメカという印象を全面に押し出した派手なものであるため、良くも悪くも特別な存在となっている。

とあるけど、子供の僕にはむしろ格別にかっこよく見えたから、スポンサーの意向も間違ってなかったのでは、と思う。
この頃、「超時空世紀オーガス(1983)」「銀河漂流バイファム(1983)」「機甲創世記モスピーダ(1983)」「特装機兵ドルバック(1983)」「重戦機エルガイム(1984)」「巨神ゴーグ(1984)」「機甲界ガリアン(1984)」と本当にいっぱいあったんだけど、どれもロボットの魅力という点ではいまひとつパッとせずに、満を持して本家のガンダムが1985年に「機動戦士Zガンダム」として登場するのだった。もっとも本流が復活したから、傍流は消えていくことになるんだけれども。
この頃、僕は小学校高学年だったのだから、いい時期に小学生をやっていたことよ。

2006年10月20日金曜日

元祖ふたりっ子

兵庫国体マスコット「はばタン」、コウノトリには勝てず(朝日新聞)
関連商品が次々と生まれ、国体マスコットとしては異例の人気で、県のマスコット案も出ていた。


ゆるキャラの勝ち組!!

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何度か書いてるけど、アジア系以外ではじめて「うわ、かあいい!」と思った女優がリンジー(リンゼイ)・ローハンで、気づけばそのほとんどの出演作品を見てしまってたりする。
といっても

フォーチュン・クッキー - Freaky Friday (2003年)

彼女は夢見るドラマ・クイーン - Confessions of a Teenage Drama Queen (2004年)

ミーン・ガールズ - Mean Girls (2004年)

ハービー/機械じかけのキューピッド - Herbie: Fully Loaded (2005年)


ぐらいなんだけど、もう一つ子役時代の「ファミリー・ゲーム」を見たことがなかったため、NHK-BSで放送されたのを機に見てみた。

ファミリー・ゲーム
ナンシー・マイヤーズ デニス・クエイド ナターシャ・リチャードソン
B000BI55QK


これって原作が「ケストナー/ふたりのロッテ」なんですね。あんまり期待してなかったのと、自分が双子であることとで、かなり面白かった、長めだったのにもかかわらず。
それにしても邦題が台無し。

子役時代のリンジー・ローハンは表情や動きこそかわいいものの、個人的には胸キュンしなかった(というか、この頃はまだ子供だしなぁ、どっちかというと娘として見てしまってた)。むしろ母親役のナターシャ・リチャードソンがいい感じ。
ちなみにけっこう前の作品なのに、一人二役なのが全然分からなかった。知らなかったらホントにそっくりな双子が演技してたんだと思っていただろう。

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さて、なぜかケストナーはこのところ読む機会が多くて、「飛ぶ教室」(これ、やっと映画版を見たけどまぁまぁかな)「点子ちゃんとアントン」に続いて、せっかくだから「ふたりのロッテ」も読んでみた。

ふたりのロッテ
エーリヒ ケストナー Erich K¨astner 池田 香代子
4001141388


ちょうどケストナーは新訳が出ているところなので、それも手に取らせる気にさせたのだろう。
ちなみに「ふたりのロッテ」は今まで読んだケストナー作品では一番面白かった。ケストナーはホントに「優しい」なぁ。


2006年10月18日水曜日

やーいおまえんちおっばけやーしき

今日偶然、知らない人がしていた話を小耳にはさんだんだけど、曰く「となりのトトロ」のサツキにはモデルがいる、と。
その、今はおばさんだというモデルの女性は、

・七国山のモデルとなった八国山(調べたら狭山丘陵に実在する地名)近くに住んでいた
・自宅が和風の家を改築して見た目がちょっと洋風だった。
・本名を五月といい、あだ名がメイだった。
・若い頃、宮崎駿がたびたび遊びに来ていた。

だそうな。どこまでホントか分からないけど、メモ。確かに、制作段階ではサツキとメイは同一人物だったしなぁ。
ちなみに最近BOOKOFFで「久保つぎこ/小説となりのトトロ」(徳間書店アニメージュ文庫)を手に入れてパラパラと読んでたけど、カンタの名字は「大垣」っていうのね。劇中に出てたっけ??

2006年10月17日火曜日

「おとつら」とか略されたりして

「メガネっ娘、世にはびこる」
……いや、書いてみたかっただけ。

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先日久しぶりにNHK-BS2で「男はつらいよ」を見たけど(大原麗子マドンナの「寅次郎真実一路」)、寅さんシリーズって元祖「妹萌え」だよなぁ。
知らない人のために書いておくと、寅さんと妹のさくらは異母兄妹で、寅さんは妾の子なのだ。だから叔父にあたる「おいちゃん」からはちょっと冷たく扱われたりする。
んで、誰か評論家が書いてたような気もするけど、演出上(設定、じゃないよ)では寅さんとさくらってのはプラトニックな恋愛感情がその根底にあるように感じられる。そう思うといつも寅さんがふられるのも納得がいくし(?)、さくらは倍賞千恵子クラスが演じることに意味があるんだと考えられる。

この話に興味を持った人は、第一作とか初期の作品を見るといいかも。一作目はさくらが結婚する話だったりします。


2006年9月19日火曜日

「スターウォーズ 新たなる希望」DVD

劇場公開バージョンの1作目がバラ売りで出たら買おうと思っていたら、ようやく発売。

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション
ジョージ・ルーカス マーク・ハミル ハリソン・フォード
B000GD7YK0


実はオリジナル版をシネスコで見たのは初めてな気がする。なにせテレビと廉価版のビデオでしか見たことないもんなぁ。
だから10年ほど前!の「特別編」は喜んで見に行ったんだけど、就職したての頃で疲れていたため肝心のジャバ・ザ・ハットがハン・ソロに借金取立に行くシーンを寝ていて見過ごしてもう一度そのシーンまで劇場に残った、という記憶が残っている。

正直、新シリーズはまるで好きじゃなかったけど、今でも1、いわゆる「新たなる希望」だけは好きで、たびたび見ちゃう。
僕の中での定番吹き替えはルーク:水島裕なので、今回のルーク:奥田瑛二、ハン・ソロ:森本レオってのは違和感あった。けど、収録されたのはいいんじゃないでしょうか。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といい、1作目は格別に面白いなぁ。「スターウォーズ」はストーリーがシンプルだけど無駄がなくテンポがとてもいい。ちょっと見始めてもついつい最後まで観てしまう。あとルークの顔が主人公然としていてキレイなのもよい(「帝国の逆襲」からは事故による顔の変形のため、ブサイクになっちゃってる)

しかし今回見ていて一番不思議だったのは、なんでレイアはデス・スターの設計図を惑星オルデランに持って行こうとしたんだろう?最初からヤヴィンでいいじゃんとか思った。あと、オリジナル版ってルークとビッグスの再会シーンってなかったっけ。
もっとも、エピソード1~3を見た後で見ると、またいろいろと面白い。絶対にあれは後付だと思うけど。つか、ルークの年齢を考えると、みんなエピソード1~3の歴史を知らなさすぎ。帝国によって情報統制されていたとしても無理がある気がする。

次は「特別編」をルーカスetc.の解説付きで見てみよう。


2006年9月1日金曜日

「ニュー・シネマ・パラダイス」

谷川俊太郎の詩を使った保険のCMがあるけど、あれこのBGMってなんだっけ?と思い出してみると、「ニュー・シネマ・パラダイス」のだった。ていうかサントラCD持ってるじゃんと、今までなんとなく敬遠してたけど聴き直してみると、めちゃくちゃいい!

んで、映画も見直したくなって、わざわざTSUTAYAで短い方の劇場公開版を借りてきました。これは今観るのは難しいバージョンなのかな。でもこちらの方が評判いい。

ニュー・シネマ・パラダイス
ジュゼッペ・トルナトーレ フィリップ・ノワレ
B00005FWUJ

実はこの映画、前に観たときは「?」って感じで何がいいのかよくわからなかった。
だからあんまり期待しないで観たんだけど……。

ヤバイ。
1時間経過したあたりからハンカチ王子状態(実際はティッシュだったけど)。
なんだろう、田舎から都会に出てきた人間にとってはかなりクるものがあるのだろうか?いや、やっぱ音楽の功績かも。

なにはともあれ、年齢とともに分かる味というものがあることを改めて実感。


2006年7月31日月曜日

「カーズ」のアート本は面白いよ

先の投稿で「カーズおもろくない」などと書いておきながら、その筆先が乾かぬうちにこんな本を購入。\3990もした(けどオールカラーで内容的にはリーズナブルとさえいえる)。

ジ・アート・オブ カーズ
マイケル ウォリス スーザン・フッツジェラルド ウォリス
4198621772


今までピクサー作品はこの手の本が出てたと思うけど、買ったのは初めて。しかも映画自体は面白くないのに(←しつこい)。

ではなんで買ったかというと、実は僕は手なぐさみレベルでミニカーを元にイラストをさらさらと描いたりするんだけど、その参考に、ってのが大きい。
「カーズ」は車のデフォルメの仕方とかは好きだったので、その成り立ちにはとても興味があった。


最近、毎月立ち読みしている「modelcars124号」に「デイブ・ディール公式サイト)という著名な車のイラストレーターがカーズのコンセプトデザインに参加している」という記事が載っていて、あぁ、あの子供の頃、やたらとタイヤが大きかったり、車体がぐにゃりとしてたりするアメリカンなボックスアートのプラモデルとかあったよなぁ……と思い出したけど、そうか、そんな有名な人だったのか(くわしくはこことかどうぞ)。
などと思ってたら、この本でそのコンセプトデザインやワークショップの内容に触れられていて、やっぱりいいんだなぁ、これが。
DSC01474.JPGP132
僕はチョロQとかディフォルメされた立体ものはあんまり興味ないけど、イラストなら好きで、鳥山明の描く車とかもとてもいいと思っている。
自分でちょっと描いてみるとすぐに分かると思うけど、車で一番大事なのはタイヤだと思う。これは偶然見たテレビで「カペタ」の作者・曽田正人氏も言っていたけど、車の表情が一番出るところなのだ。やっぱりデイブ・ディール氏も鳥山明氏もタイヤがすごくうまい。
ちなみに、これが最近の僕の作品。後ろのタイヤのパースが変ですな(泣)。マツダK360です。
DSC01473.JPG
マーカーはコピックを使ってみたら雰囲気がいい。売れてる理由が分かった。けど裏写りするのだけはイヤン。
ディフォルメじゃないけど、「oha ILLUSTRATION STUDIO」の作品も素晴らしい。更新されてないのが残念。
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さて、もう一つ購入の決め手となったのが、ディズニー作品「小型クーペのスージー」(「青い自動車」)に関する言及。
この作品については以前このblogでも触れたことがあるけど、ちゃんと関連性が書かれていて、うれしかった。
DSC01475.JPGP14
これにインスパイアされたピクサーのボツ企画「黄色い自動車」のイメージボードも載っている。
ちなみにスージーは目の入れ方とかは「カーズ」と同じだけど、ちゃんと人が乗る。

2006年7月29日土曜日

「カーズ」

ピクサー作品は前評判に関わらず劇場で見ることにしてるので、最新作「カーズ」を見に行く。

結論からいうと、うーん、いまいち。ゆえにこうしてblogに感想書くのも2週間以上経ってるような状態(ただし見終わった直後に感想をメモしてた)。
かろうじて「ファインディング・ニモ」(←個人的にはピクサーの中で唯一“つまらない”と思ってる作品)よりは面白かった、という程度。
前に書いたけど、僕は車を擬人化した物語ってのがけっこう好きなんで、点数はきびしめなのかもしれない。


いつもどおり吹替版で観たけど、これは字幕版で見た方がよかったと思った。
というのも
・広告看板やロゴなどがかなり日本語に差し替えられている
 さすがに「ライトニング」とかカタカナで描かれると萎える。
・ヒロインの声が戸田恵子
 うーん……、どう聞いてもおばちゃんです。
・シューマッハー、マリオ・アンドレッティといったゲストも吹替
 マリオ・アンドレッティは吹き替えてなかった気もするけど、シューは思い切り日本語。ゲストの意味がない(泣)。あ、今気づいたけど、「シューマッハー(英語でShoe maker=靴屋)」がタイヤ(車にとっての靴)の店を訪れるのってちょっとしたギャグなのか!
ただ、メーター役の山口某(「ぐっさん」てあだ名の芸人)は上手だった。エンドロールでクレジット見るまで分からなかった。
内容的に、どこらへんが不満だったかというと、
主人公に感情移入しにくい
 これ、あらすじを知った時から懸念してたんだけど、物語の2/3ぐらいまで鼻につく主人公がどうしても嫌いで、ずっとノレなかった。その後も、「まぁ許せるか」って程度で、好きにはなれない。
 この辺は僕は「トイストーリー」のウッディがあまり好きじゃないのとちょっと似てるかも。
アメリカンなメンタリティが入りすぎ
 ルート66への憧憬とか、ポルシェの姉ちゃんがタトゥーしてたりとかって日本人にはちょい分かりにくいと思った。
 逆にヒッピーのVWバスとかジープの軍隊のギャップギャグとかもっと入れて欲しかった。有効だったのは、ティフォシ(=フェラーリきてぃがい)のフィアットぐらいかなぁ。あれは面白かった(日本語はジローラモさんがやってて、たどたどしさが好きだった)。けど、それは僕がそういう文化背景をたまたま知ってたからだし……。
伝説のレースカー関連
 ハドソンが「オレはみんなに見捨てられたんだ……」といいつつ、最後にレース場に行ったらスター扱い。ちょい変。
あと、そうやって挫折した後になんであそこでああやってくすぶっているのがよく分からない(それは、ポルシェ姉ちゃんにもいえる)。あのキャラ、もっとうまく動いたんじゃないか??
なんていうか、みんな心変わりの部分が唐突。なんでいきなりポルシェと主人公がラブラブになってんだ、とか、最後もみんながピットクルーとして来るのはお約束としても、なんか弱いと思った。
カーレースで勝つことがすべてじゃないという結論
僕はカーレース好きとしてこれがすごいイヤだ。カーレースはなんといおうと勝つことがすべてだと思ってる。映画のカーレースものっていつもここを否定しがち。……萎えるなぁ。ラストはそれだけはやってほしくなかった、っていうところをやってしまってた。ラストに関してはスタローンの「ドリブン」とほぼ同じレベル。
あと主人公のベテランレースカーへのリスペクトが全然描かれてないのに突然助けてもなぁ、っていうのもあった。ヒゲっぽいのがダーティなことをやりつつも、ベテランはジェントルなレースを展開する、それに主人公はハドソンをダブらせる……とかいう演出などがあればまだ分かるんだけども。
他にも、あの村から離れる時のマックイーンのリペイントとかタイヤとかが全然意味なかったのも「?」。あそこはスポンサーとケンカしてでも村のステッカーを貼るんだ!というようなエピソードとかほしかった。
脚本は大いに不満だったけど、レースシーン、ドライブシーンなど絵的なことは全然不満はなかった。
ま、あくまで一つの意見として。

2006年7月23日日曜日

細田守監督「時をかける少女」

ヤバイ!ヤバイっす、細田守監督の劇場アニメ「時をかける少女」!!
青春映画の大傑作!!
こういうのが見たかった。

でも、これなんで東京で単館上映なの?土曜だったけど昼過ぎの回は立ち見出るほどの満員で入れず、夕方の回の整理券をもらって時間をつぶして、やっと見ることができた。
その回も満員で客入りがすごくいい。これは上映館増やすべきじゃないか?

それはともかく、もちろんファンの細田監督ってこともあるけども、題材が「時をかける少女」って時点で、面白いだろうとは思ってた。というのも、タイムリープが持つせつなさみたいなものと細田演出はマッチするのは、僕ではなくても想像できるから。
でも、その想像をはるかに越える出来だった。
もっとも「青春」と「タイムリープ」と「せつなさ」って僕が大好きなネタなんで、個人的なツボに入りすぎてるだけなのかもしれない(笑)。

キャラクターデザインがエヴァンゲリオンで有名な貞本義行ってのが、実はこの人のキャラクターがそんなに好きじゃないからやや心配だったんだけど、やっぱり細田絵になってて問題なし。登場人物みんながとても魅力的。

良すぎたので、感想書いても「とにかくよかった」になってしまうんだけど、原作(たとえば原田知世版とかも含む)より時間軸的には後の、現代を舞台にした話で、主人公も違うんだけど、プロットやトーンはきちんと踏襲していると思った。
テーマがオリジナルをより広げたものになっているのも唸らせられる。
といいつつ、実は筒井康隆の原作は読んだことないので、これを機に購入(だって映画にあわせて新装版が出る前の表紙があんまりだったんで、1年ぐらい前に偶然読もうと思ったんだけどパスしていた)。

あ、細田グラフィック?というか、デザインコンシャスな部分もちゃんとあって楽しめた。この人が選ぶフォントとかいいんだよなぁ。
ピアノ主体の音楽もとてもよかった。

見終わって興奮こさまらず、つい↓を購入。

時をかける少女 絵コンテ 細田守
4870317427


2006年5月12日金曜日

セカチュー

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション
B0002Z7QDM


なぜ今頃見たかというと、回想シーンの舞台が80年代の地方都市でウォークマンなどが小道具として使われる、という雑誌記事を読んだので。これはもしや、僕ごのみの映画かも?という勘がはたらいたのだ。

DVDをレンタルしようかとも思っていたんだけども、CSで放送してくれたのでそれにて鑑賞。
原作は読んでません。予備知識としては「ある愛の詩モノ」、ぐらいしか知らなかった。
obaq.jpg個人的には、主演の長澤まさみが全く琴線に触れないんだけど(目の下の線が気になる……)、それでも前半のコテコテのラブコメ展開は萌えた!あれだけでご飯3杯。
もし後半の「泣ける」展開というカムフラージュがなければ、あのエピソードの数々はとても2000年代にはありえないぐらい恥ずかしい(しかし、むしろそこがいい)と思った。そもそもこれ、泣ける映画じゃなくて(実際、僕はこの手の映画では泣かない)、萌え映画だと思った。

全体的には、演出が好みだったから最後まで飽きずに見ることができた。同監督の「GO」は全然好きじゃなかったけど(あれは主演がイヤだっただけか)、「ロックンロールミシン」は好きで、セカチューもこの「ミシン」同様、光の演出に凝っていていい。手持ちのカメラ?も好きだった。
長澤まさみも出てた大林宣彦の「なごり雪」とプロットが似てるけど、こちらの方が断然うまい。

役者では、主演の森山未来という少年がとてもよかった。
柴崎コウがあの役をするのは、ちょい恐い。オープニングはマジでホラー映画かと思った。

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僕が長澤まさみと綾瀬はるかを混同してたのは、ドラマ版の主演が綾瀬はるかだからなんだろうなぁ。そっちもどんな感じか1話ぐらい見てみたい。

そういえば、長澤まさみの「ロボコン」は、最初の30分でこりゃ見てもダメそうと思いやめた。最近はインプットの時間を節約するため、こういうことをする。この映画の主人公のモチベーションの説得力のなさはさすがにマズい。登場人物にも全然感情移入できないし。

2006年5月5日金曜日

「転校生」

少し前に「時をかける少女」を見直したら無性に「転校生」が見たくなって、でもレンタルビデオ屋にはDVDがなく借りれず、どうしようかと思っていたらスカパー日本映画専門チャンネルで放送されてグッドタイミング。
転校生小林聡美 尾美としのり
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この映画は、子供の頃に偶然原作にあたる「おれがあいつであいつがおれで」という児童書を読んでいたので、初めて見た時は役者の年齢層が高いなぁという感じだった(原作は確か小学生。映画は高校生に見えるけど、中学生)。

原作の方はもうあまり覚えていないのでまた機会があれば読み直してみたいけど、映画ではある致命的な問題点がある。

それは、入れ替わる前の少女(小林聡美、めちゃくちゃ演技がうまい)が出番が短いくせにわりとおてんばに描かれているせいで、入れ替わったあとの少年(尾身としのり、こちらもうまい)が、その少女ではなく単にナヨナヨしたキャラに変貌した、というふうにしか見えないのだ。だから同時に女性の方は単にたくましくなった、というふうに見えてしまい、入れ替わったというよりそれぞれのメンタリティが変化した、という印象の方が強い。
この辺は実写映画の難しさなのかもしれないけど、この演出方針はちょっとどうかなぁと見るたびに思う。

けども、そんな欠点にもかかわらず、この映画はとても面白い。
その面白さはなんであるかこれまであまり意識していなかったけど、自分が思春期という時期を大きく過ぎた今、少し分かったような気がする。

そもそもこの話は、「幼なじみだった男の子と女の子が久しぶりに出会い、また分かれる」というプロットなわけだけども、幼なじみだった頃は男の子も女の子も性差がなかった、つまりある意味一心同体だったわけだ。ところが久しぶりに再会してみると、中学生ぐらいになっているものだからお互いに違和感がある。それが肉体が入れ替わることでより顕著になり、お互いに相手が変わってしまったことを知るのである。

つまりこれは、意識的にも肉体的にも未分化であった2人が実はもうそれぞれ1人なんだ、ということを強く意識するビルディングロマンなわけで、だからこそ物語的に必ず最後に2人は離ればなれにならなければならないのだ。少年が転校しなくてはならないのは、単に物語的にタイムリミットを設定して緊張感を持続させるためだけではない。

少年が自分の8ミリカメラごしに、少女に「さよならオレ」とつぶやきプツンと切れるフィルム、というラストの演出は、まさに「幼年期の終わり」を感じさせる、素晴らしい出来になっていると思う。


2006年4月27日木曜日

「巨人と玩具」

ある本で、開高健の「巨人と玩具」という作品が今の食玩ブームを予見している、みたいなことが書かれていて興味を持っていたら、ちょうど映画版がCS「日本映画専門チャンネル」で放映されるというので、受信契約して視聴してみた(このチャンネルはなかなかよかったのでその後も継続契約)。

監督は増村保造で、若き日の川口浩が出ている。ストーリー的にも印象的なヒロイン・野添ひとみという人がこのあと川口浩と結婚したとは知らなかった。この映画ではややヘンテコなキャラクターだけどインパクトがあった。

内容的には確かにお菓子メーカーが争うけど、どちらかというと飼い慣らしたと思っていたヒロインに手を咬まれる、というプロットがメイン。

この後読んだ原作(開高健「巨人と玩具」(新潮文庫「パニック・裸の王様」所収))では、あまりヒロインのことは書かれておらず、3社の熾烈な懸賞争いがメイン。開高健とはいえ、あまりブンガクブンガクしてなくて、サラリーマン風刺小説といった趣き。

ところで川口浩といえば、先日偶然ではあったけど初めて例の探検隊の番組を見た。
いやぁ、やはり子供の頃に見てないと今はちょっと見れない。たとえギャグとして見るにしても、無理。


2006年4月10日月曜日

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

やっと見ました、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』。
場所は有楽町ビックカメラ内のシネカノンってところで、たぶん初めて来たような気がする。字幕版でした。
土曜の夕方だったけど意外に人が入ってて、それなりにヒットしてるよう。

さて内容だけど、うん、面白かった。今までのシリーズ以上にギャグが冴えてて何度も場内に笑い声があがって盛り上がりを感じた。ウォレスの発明品のギミックも楽しいし、グルミットも今までの作品で一番かわいい造形になってたし。

ただ、手放しでよかった、といえない点が。(以下、ネタバレ)

今回、ウォレスがあることがきっかけで怪物化するんだけど、そこが生理的にどうも苦手だった。同時にウサギもウォレス化するけど、どちらもなんだか気持ち悪くてずっと見てて違和感が残った。いや、単に肉体が変容したりするのが苦手なだけなんだけど。ここが自分にとってはマイナスで残念。
しかも、ウサギの方は最後まで直らない!ここ、ニック・パークのちょっとした異常性を感じるなぁ。だって、たぶん彼はこのこと自体に気持ち悪さは感じてないんだもん。ハッピーエンド的な扱いまでしてるし(笑)。
そうそう、今回のはタイトルロゴがすでにそうだったけど、モンスターものなんですね。前半はとくに「ゴーストバスターズ」とプロットが似てた(別にパクリって言ってるんじゃないすよ)。

2006年1月18日水曜日

「地獄のあばれもの」

1/25(水)のまんが日本昔ばなしは!なんと!ついに!

地獄のあばれもの」!!!!!

キター!ってこういう気分の時に言うんだろうなぁ。

webでも2001/02/25にぜひ見たいと書いてるけど
21世紀デパート

ずっと絵本でしか見たことがなくて、待望の放送です。

「まんが道」といい、なんか最近すごいな(←小市民)。

ちなみにカップリングは「さだ六とシロ」……。これは偶然再放送でも見たことがあるけど、かなりブルーになれる。

2006年1月14日土曜日

NHK銀河テレビ小説 まんが道

正月に実家で新聞のテレビ欄を見ていたら、「まんが道」って文字が目に入った。
ん?と思ってよく見るとスカパーの「チャンネルNECO」で一挙放送とある!!!!

実は僕の中で「青い瞳の聖ライフ」と並んで再放送のキラータイトルだったのが、この「NHK銀河テレビ小説 まんが道」だったのだ。偶然両者に竹本孝之と蟹江敬三が出ているけど別に彼らのファンではない。


このドラマの本放送は1986.11.17〜1986.12.5だというから、僕が小学6年生の時。でも銀河テレビ小説はわりと遅い時間帯の放送だったので実はあまり見れなかった(最終回はたまたま見た記憶がある)。
熱心に見てたのは、続編の「NHK銀河テレビ小説 まんが道- 青春篇 (1987.7.27〜1987.8.14)」で、再放送が次の日の午前中にあったから、夏休みということもあり見るチャンスが多かったんだと思う。
この当時、テレビ化にともない中央公論社から分厚い「愛蔵版まんが道1〜4」(あるサイトによると1986.10.15発売)が刊行されたり、同社が当時刊行していた「藤子不二雄ランド」にて続編の「春雷編」が連載されたり(1986.10.17〜1988.4.22)と、「まんが道」が手に入りやすい状況になっていた。
僕も「愛蔵版」を買って読み始めたらめちゃくちゃ面白くて、というのも僕は中学生当時、マンガ家になりたくて実際にマンガを描いていたのだ。だからものすごい共感する部分が大きくて、しかも小学4年生まで富山県にいたので(放送当時は隣の石川県にいた)、藤子不二雄というマンガ家はとても身近に感じられる存在だった。
ドラマでは「高岡の大仏」や「ばか」をあわらす「だら」という言葉が出てきたり、と今見るとけっこう地方色出してるんだなぁと思った。ちなみに「高岡の大仏」は富山県内では「奈良、鎌倉と並ぶ日本三大大仏の一つ」と習うんだけど富山以外ではその存在自体が知られてないのが、「だら」が通じないのと同じぐらいショックだった。
脱線しちゃったけど、実家から戻ってさっそくチャンネルNECOと契約して、リピート放送で見始めたのだが……(今後の放送予定はこちら。今からでも1/28の全話放送には間に合います!)。
ドラマ版はメガネをかけてるのが才野茂だったり、物語の時系列がかなり改編されたりしているけど、今見ても面白かった!「青い瞳の聖ライフ」はすごくつまらなかったけど……!
僕は原作を映像化する際はかなりアレンジが入っている方が好みだ。だって原作と同じなら原作を読んだ方が早いし、先に原作を読んでいたら単なる確認になってしまう。その点、この銀河テレビ小説版は原作とテイストは違うんだけど、そのスピリットはあきらかに「まんが道」なのであって、さわやかな感動を味わえるのである。
そしてこのドラマを見て自分がビルドゥングスロマン好き・自伝好きであることを知ったんだ、と改めて思い出した。
まだ1〜5話しか見てないけど、続きがホントに楽しみ。ぜひ「青春編」も放送してほしいぞよ>チャンネルNECO。
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さて、僕が友達からもらってよく聴いているテレビ録音の主題歌「竹本孝之/Hold Your Last Chance」(原曲は長渕剛)は「青春編」のもので、無印の方と歌詞が違うというのに気づいたんだけど(というかそれぞれ1コーラス目と2コーラス目を使用している)、その「青春編」の歌詞の

テーブルに飾られたバラより

Hold Your Last Chance

野に咲く れんげ草の方がいい


は今の今まで「テーブルに飾られたバイオリン」だと思ってました(笑)。
今回意識して聴いていて「〜の方がいい」ということは「バイオリン」じゃなくて「○○より」じゃないとおかしいと気づき、ネットで歌詞を調べてみたらやっぱり違っていたという次第。20年殺しでした(っていうか竹本孝之のカツゼツが悪いような)。
ちなみに「NHK銀河テレビ小説」というと「中年ちゃらんぽらん」というのがあって、タイトルだけしか知らないけどやたらと恐かった記憶がある。
あと、なんでテレビなのに小説なんだろう?と思ってた。
全然関係ないけど、藤子つながりで。
「のび太の恐竜2006」の主題歌は「スキマスイッチ」というグループらしいけど、なぜ「スネオヘアー」じゃないのか?